進行・とーまれ!

夫さまは5年生存率30%の「特発性間質性肺炎」。病気とのお付き合いを記録します。

せん妄対応ではなく幼児対応にシフト?

夫さまが1、2カ月前に言っていたこと⇒枕元にわたしが立っていてなんか言っていて怖かった。これけっこううけました。これからも枕元に立ってやりたいと思いました(笑)

このころから始まってきました。眼を半分白目にしてうとうと眠りながら手を大きく動かす、うーうーうめく、口をパクパクさせることが。もともと、いびき以外は静かに眠る人でした。最初はとうとう妄想がでてきた? せん妄が始まるの? という考えが頭をよぎりました。

「せん妄」は 高齢者によく見られる状態です。 - TMMCドクターに聞く!暮らしの健康だより

でも、そこまでではないようです。2週間ぐらい前、そういうとき酸素量がたりないことが多いと気付きました。脳に酸素がうまく回っていないのでしょうか。こっそりパルスオキシメーターで測ると90を下回っていました。なので、少し酸素量を上げます

その反対もありました。酸素量は安静時が1、動くときは5です。安静時の2~3倍が労作時の量になることが多いようですが、夫さまはこの差が大きいんです。トイレから戻ったときハーハーと息が荒く、落ち着くまで少し時間がかかります。様子をみて少しずつ下げていきます。この途中でうとうと寝てしまうことがあるんです。そうすると、ほんと、深く寝てしまいます。

この前、夜中にトイレに起きたとき3まで下げてそのまま寝てしまったようなんです。わたし、夫の介護ベッドの足元に布団敷いて寝ているのですが、いつも全く目を覚まさないんのでいまいち役に立っていません。

なかなか朝起きないけれど、朝寝かな、眠れるなら邪魔しないようにとそのままにしていました。でも、こわーい形相であまりに深い。なんかおかしいなぁと思い、酸素量測ると98。退院のとき、酸素を入れて98とかにはしないでね、と言われていました。ゲッ! と思い、こそこそ下げましたが、たぶん数時間高い酸素を入れていたと思われます。圧縮酸素は空気を圧縮するので二酸化炭素も入っていて、よくないようです。

SpO2の落とし穴 ~酸素投与患者の「SpO2 99%」を見て安心してませんか?~ : EARLの医学ノート

目覚めたあとは、極度の疲労というか、布団の上で身動きできない、動けないって。トイレに行きたいけど歩く自信がないと。車いすはないし、支えようにもどうにもできないまま、結局なんとか歩いて行きました。午後3時ごろにはいつもの様子に戻りました。今度こういうことがあったらおんぶしようと思います。

というか、家族みんなで夫さまが寝ているとき、酸素量の確認をし、2以下に下げようと申し合わせをしました。わたしが寝たあと帰ってくる息子と、ときどき昼夜逆転する娘がいるので、結構助けてもらえそうです(笑)

f:id:goninnkorekara:20200719223243j:plain

RitaEによるPixabayからの画像

ところで、わたし、夫さまが寒いと言いながら冷風器の温度調節をしないとか、タオルケットをかけずに震えているなどがあり、「自分で考えな!」とイラついていました。でも、夫さま、脳の動きがゆっくりになってきているのかもしれないです。老人化に伴い幼児化もみえてきているともいえます。

わたしの愚痴を聴いてくれる方が、赤ちゃんと思ってお世話したらいいかもねと言っていました。ほんとにそうかもしれません。温度管理、体調などこちらが様子をしっかりみないと。でもわたし熟睡している。これネグレクト?