進行・とーまれ!

夫さまは5年生存率30%の「特発性間質性肺炎」。病気とのお付き合いを記録します。

老人化はまだ早いと思うけどこれが現実

このまえ、道で「あっ夫さま」と二度見してしまいました。その人、痩せる前の夫さまの体型に似ていたんです。胸板が厚くてちょっとお腹がでている。いまは見る影もないのにわたしの頭の中では、病気になる前の夫さまの印象が強く残っていたようです。

 顔が落ち着いた

今は細いを通り越していて、3か月くらいまえ、しみじみ「これは俺の身体ではない」と言っていました。急に痩せ、顔の皮がたるみ「としとった」「肉削げた」って感じでした。それが、数か月経ち、気付いたらいいかんじに皮がお顔にフィットしています。皮ってなじむんですね。

通院できないくらいなので床屋に行くことも無理。本人の希望で、バリカン買って、わたしがカット?しました。そうすると、アンパンマンから鶴太郎さんか海老蔵さんみたいなお顔になりました。そうです。お目めがぱっちり、時には眼光鋭く、彫が深い。なかなかいいお顔です。

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Alexas_FotosによるPixabayからの画像

老人環

前から思っていたのですが、眼球の色が前よりグレイになっているんです。介護職をしていた娘によると老人の眼みたいって。たぶん老人環。よーくみると眼球の周りが白っぽく輪になっています。怖い病気ではないようなのでしかたないかなぁ。でも、これ、こんなはっきり色が変わったのは病気が進行してからです。

こもり熱

前から気になっていた微熱は、どうやら体の筋肉が減ってきたせいで、熱を発散しずらくなっているせいのようです。こもり熱というらしいです。37度~37度5分くらいが多いのですが、少し冷やすと数時間で下がることが多いです。対応は、生活のリズムを整えることから始めて行くそうです。

https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/141158-1-28.pdf

でも、夜も熟睡できないので昼もうとうとしないと体がもたないです。褥瘡ができないように気を付けながら、少しでも心地よくって感じです。

乾癬

もともと脂性の夫さま。顔が粉ふいたみたいになっているときがあり、拭くと黄色いのがつきます。これは、乾癬かな

銀白色のフケのようなものが付着する鱗屑(りんせつ)、それがポロポロとはがれ落ちる落屑(らくせつ)免疫が活性化されることで健康な皮膚の10倍以上の速さで皮膚が生まれ変わって生産が過剰な状態になる病気。

https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/141158-1-28.pdf

今のところ、かゆみもなく、ときどき拭き取るだけで悪さはしていません。

老人化

こんな感じで、つい半年前まで働いていたとは思えないです。すっかり老人化。いえ老人を一気に越えて生気がなくなっているかんじです。寝ている姿に夫の面影がないです。

知り合ってから今まで、こんなに長い時間穏やかに一緒に過ごすことはありませんでした。休みで一緒に過ごす時間が長くなると、機嫌が悪くなることが起きていたので。

生きる=苦しみ状態。「今はまだまし、もっと苦しくなる」を毎日更新中です。とりあえずは、今、過ごせていることを感謝するのみです。