ほんと食べれない
ほんと、食べれない
とにかく、食べれない
当然、相変わらず痩せつづけています。
「肥満度指数の減少は特発性肺線維症患者の予後不良と関連している」
という表題の研究論文があります。
この論文の結論には次のようにかいてあります(自動翻訳なので日本語変です)
最大のBMI減少を示すIPF患者の転帰は悪化し、肺移植後もこの効果は持続しました。これらの患者の体重減少は予後不良の前兆であり、適応免疫活性化などの根本的な全身プロセスを反映している可能性があります。
体重減少は全身の状態を表わしているってことかな?
へりくつみたいですが、
普通に食べて体重減っていればこれですが、
あきらかに食べれなくて体重減っているのはまた別かなとか。
どちらにしても、食べれないということ自体、予後不良 、
経過が悪そうってことは誰の目にも明らかです。
食べれないから悪化の一途なのではなく
悪化する病状の人は食べれなくなると判断したほうがいいのかな。
体重また減りました
10/8に比べ3.5キロ減りました
なぜだか、夫さま「ある程度」減ったら体重の減り方は止まると思っていたらしいのです。
思い込み強いんでしょうね。
わたしがいくら、このままだとどんどん痩せると話しても聞き流されていました。
一日のカロリー必要量
どれくらい食べていないかわかるように、夫さまに必要なカロリーと実際食べているカロリーを調べました。
1日に必要な推定エネルギー必要量
日本医師会のホームページを参考にしてまとめました。
https://www.med.or.jp/forest/health/eat/01.html
1日に必要な推定エネルギー必要量=基礎代謝量×身体活動レベル
・基礎代謝量*1=体重1kgあたりの基礎代謝量の代表値×該当年齢の平均的な体重
・身体活動レベルは、Ⅰ(低)~Ⅲ(高)まであり、年齢別の表があります。
上記ホームページに詳細があります。
なんだかめんどうそうですがだいじょうぶです。
上記のホームページで自動計算できます。
活動量の少ない人の推定エネルギー必要量
夫さまの場合、高齢者に必要な摂取カロリーで考えた方がいいようです。
今度は高齢者住宅仲介センターのサイトからまとめました。
https://www.osumai-soudan.jp/column/column918.html
1日に必要なエネルギー摂取量=標準体重×体重1kgの必要なエネルギー消費量
①標準体重を求めます。
標準体重=身長(m)×身長(m)×22
身長170cmの方なら1.7×1.7×22 ということです。
②下記の表を参考に、労働の程度から1㎏あたりの必要エネルギー量を求めます。
労働の程度 | 体重1kgあたりの 必要エネルギー量 |
ほとんど寝たきりの老人や、安静を指示されている入院患者 | 20kcal |
ある程度糖尿病の重い場合や、無職の高齢者など、主に部屋の中で生活している人 | 25kcal |
サラリーマンや主婦、教師、医師、看護婦、運転手など | 30kcal |
農繁期の農夫、操業中の漁夫、山林業、建設作業員など | 35kcal |
左官、大工、とび職など | 40kcal |
夫さまのカロリー摂取量
夫さまの最近の様子から、1日の推定エネルギー必要量は1400kcal位と思います。
5日間ぐらい、おおよその1日摂取量を記録してみました。
カロリー計算、私は下記のの無料版が使いやすく助かりました。
その結果、実際にとれているカロリーは多くて1000~1200kcalぐらいです。
体調の悪いときは、もっと少ないです・・・痩せますよね。
ある程度体重が減った後もまだ減っている
このことを紙に書いて見せながら、優し~く伝えました。
そのときは、まだ「ある程度」に到達していなかったのでしょう。
最近は、自分なりの「ある程度」を超えたようです。
そうして減り続け、現実が見えてきたところで娘が参加してくれました。
二人でタッグを組んで、食べれなくなったら点滴になるって脅しています。
いえ、脅しではなく事実ですよね。
消化器官などの機能が低下してしまいます。
もっと早く勧めを受け入れてくれたら良かったのにとぼやいてしまいます。
栄養補助食品
すぐに満腹感がきて食べられません。
夫さまはいらないと言いましたが、あまりのやせ方の激しさに、ご老人に重宝しそうな栄養補助食品を何種類か買い置きしていました。
あれは嫌だ、これは嫌だと言っていたのが、意外にすんなり飲んでくれます。
すっかり小食になって、胃が小さくなってと思っていたら、都市伝説だったようです。こちらの記事からの抜粋です。
「最近小食だったから胃が小さくなった。」これって事実なの? | noshMAGAZINE
胃が小さくなった=脳が小食に慣れ、少量の食事でも”満腹信号”が出るようになった、胃が大きくなった=脳が大食に慣れ、少量の食事では”満腹信号”が出なくなった
いきなり食事の量を増やしたり減らしたりすると、身体への負担が大きく、ストレスも溜まりがちに。徐々に食事量を変化させ、「少し物足りないかな」「少し食べすぎたかな」という感覚で食事を終えることで、身体を慣らしていくことが肝心です。
胃が一定の食事量に慣れるまでは、およそ2週間程度の期間が必要。ある程度まで食事量を変えたら、いきなり増やしたり減らしたりしないように気を付けながら、食事量の習慣化に挑みましょう。
ということで、脳をだますために2週間計画で少しずつ増やしたいのですが、2週間計画でさらに減っています。
エネルギーが高そうで、タンパク質が豊富に入っているもの。
そして味を気に入るもの~想定超えるのでそんなの分かりませんが
いろいろ試している中で、メイバランスを紹介します。
飲みやすいです。
成分の一部について
≪メイバランス125mlヨーグルトテイストの主な内容成分≫
エネルギー | kcal | 200 |
たんぱく質 | g | 7.5 |
脂質 | g | 5.6 |
炭水化物 | g | 31.7 |
- 糖質 | g | 29.2 |
- 食物繊維 | 現行品は1.2kcal/g | 2.5 |
灰分 | g | 0.9 |
水分 | g | 93.8 |
この、エネルギー200Kcal、たんぱく質7.5gってどのくらいか
栄養成分早見表によるとhttps://www.mealtime.jp/mealtime_shop/pdf/look02.pdf
- 養殖うなぎ50gのエネルギー :128Kcal タンパク質は8.5gぐらい
- 鶏モモ肉皮付き50gのエネルギー:100Kcal タンパク質は8.1gぐらい
- 鶏ささみ50gのエネルギー :53Kcalくらい タンパク質は11.5g
食品により違いが大きいです。
ささみってこんなに優秀なんですね。
メイバランス125mlで、鶏モモ肉100gのcalがあり、タンパク質は45g分でしょうか。
食欲も気力もなくてなんにも食べられないとき、とりあえず飲んでくれたら少しは栄養になるかと。
他にもいろいろな栄養補助食品があります。
毎回同じでは飽きてしまうので、楽しみながら使えるといいなと思います。
でも、このブログを見てくださる方で、こういうの飲んでいる方、おられるのでしょうか。
こういうのって、医師、看護師、栄養士とカロリーの目標値決めて管理していくのではないかと想像しています。
夫は、わたしの提案を聞き流しですし、
貴重なカロリー摂取タイムのお昼ごはんを抜いたとか分かったとき、むなしさと呆れ。
食欲ないのはわかりますが、わたし、ひとりで何やっているのかなって思うときあります。
以前は痩せたくて、エネルギーが低そうな食材を探していたのに
こんなに急に全てが変わるとは・・・